「痛み」が苦手な方/ストレスなく治療を終えたい方
段階的に麻酔を利かせる「2TSEP 麻酔法」
表面麻酔
歯肉にあらかじめ麻酔シールを塗布し、注射時の痛みを軽減します。
電動注射器
一定速度で麻酔液を注入することで、痛みを軽減します。
その他、通常の針よりも極細の針を使用し、注射時の痛みを軽減しています。
寝ている間に終了「睡眠無痛」治療
痛みに対して敏感な方や、歯科恐怖症の方などには「睡眠無痛治療」も行っております。静脈内鎮静法とも呼ばれるこの治療法は、点滴で鎮静剤を投与し、ウトウトと半分眠ったような状態で治療を受けられます。
治療中の音や振動を感じないため、ストレスなく治療を受けたいという患者さんからとても喜ばれる治療法です。
何度も「再発」している方へ
科学的な精密検査で悪くなった原因を特定
当然ですが、患者さんのお口の状態は、お一人おひとり異なります。そこで当院では診査・診断を徹底して行い、患者さんお一人おひとりに最適な治療法をご提案しています。
ここでは、当院が行う代表的な治療法についてご紹介します。
ポケット検査
歯周病の進行度を調べるためにポケットの深さを調べます。
唾液検査
唾液を調べることで、患者さんの虫歯や歯周病のリスクがわかります。当院では、患者さんに合わせたオリジナルの予防計画を立案します。
細菌診断
位相差顕微鏡と呼ばれる顕微鏡を使用し、口内に存在する細菌の種類、量、そして活性度を検査します。
CT
歯周病は顎の骨を溶かす病気です。そこで、三次元(立体的)に撮影ができるCTを活用します。CTを活用することで、顎の骨や神経などを詳細に把握することができるため、歯周病の進行状況がはっきりと分かります。
原因菌を徹底的に除去し再発を防止
検査結果に基づき、原因に直接アプローチしていきます。例えば、歯周病の場合であれば、原因となっている細菌に対して有効だと考えられる薬の服用や、生活習慣の見直しなどを行います。
また、口腔内を清潔に保っていただくために、歯科衛生士による「PMTC(Professional Machine Tooth Cleaning)」を実施しています。歯と歯の間の汚れや、歯石等、セルフケアでは落としきれない汚れを、プロの手によって徹底的に除去し、再発防止と長期安定化を図ります。
歯科医に「不信感・不快感」がある方
「必ず同意を得てから」治療します
当然ですが、治療について患者さんの同意なしに治療を進めることはありません。患者さんが納得いただけるまで、丁寧にご説明させていただきます。
例えば、虫歯の治療法にしても、複数の治療法が存在します。患者さんにとって最適だと思われる治療法を複数ご提案し、その中から患者さん自らに治療法を選択していただきます。
「必要な治療・提案」しか致しません
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、「オーバートリートメント」という言葉があります。これは、必要以上に治療を行うことを指します。過剰な治療は患者さんの負担でしかありません。また、ドクターとの信頼関係にも影響を及ぼします。
当院では、必要だと思われる治療〝のみ”をご提案しますので、ご安心ください。なぜ、この治療が必要なのか、その治療によってどのような成果が見込めるのか等、必要である理由もしっかりご説明させていただきます。
「来院回数/治療期間」を少なくしたい方へ
複数の術式で集中てきに実施
ボロボロの歯の治療一度の来院ですべて終えられることはほとんどありません。しかし、歯科医院への通院は時間的な負担はもちろん、大きなストレスとなる患者さんもいらっしゃると思います。
そこで当院では「短期集中治療」を行っております。具体的には、最初に緻密な治療計画を立て、一度にまとめて行える治療と、そうでない治療とに分類します。そして、一回の治療時間を長く確保し、まとめて行える治療を一気に行うことで、全体の治療期間を短縮する、という治療法です。
お仕事や家事で忙しい方や歯科恐怖症で何度も通院したくないという方は、ぜひ一度、短期集中治療をご検討ください。
精密機器を使用し高度技術の再生治療を実施
治療期間を短縮するために、当院では積極的に精密機器を活用しています。ここでは代表的なものをご紹介します。
マイクロスコープ
マイクロスコープは視野を肉眼の十数倍まで拡大してくれる装置です。肉眼では見えない部位までしっかりと確認しながら処置を行えるため、治療精度が向上します。
スキャナー
従来ですと、お口の型取りは印象材と呼ばれる粘土のようなものを使用していました。しかし、当院では、スキャナーを使用してお口の歯型を採取しています。
具体的には、お口の中をスキャニングするだけで精密な歯型を採ることができるため、嘔吐反射が強い方でもストレスなく型取りが可能です。
抜歯を回避する歯周再生療法を採用
歯周病が進行すると、顎の骨が溶かされ歯はグラつきます。この状態を放置しておくと、やがて歯は抜けてしまいます。しかし抜歯を回避できなわけではありません。
失わられた骨は、通常元には戻りませんが、「歯周組織再生療法」を行うことで、顎の骨が再生し、抜歯を回避できることがあります。
当院では、次の2種類の再生療法を行っています。
エムドゲイン
「エムドゲイン」と呼ばれる特殊なゲルを患部に塗り、骨の再生力を促す方法です。特殊な薬剤のゲルですが、身体への負担はほとんどなく、安全性の高い治療法と言えます。
GTR療法
骨と歯肉の再生スピードに着目した治療法で、「メンブレン」と呼ばれる特殊な人工膜を使用します。
骨にはもともと再生能力が備わっています。しかし、骨と歯肉の再生スピードは異なり、歯肉の方が回復が早いため、通常ですと、歯肉が骨が再生されるスペースを覆ってしまいます。そのため、骨は再生されないのですが、メンブレンを使用することで、骨の再生スペースが確保できます。
個人差はありますが、数か月もすれば新しい骨が再生されます。
精密機器と技術を融合し短期治療を実践
治療期間を短縮させるためには、ドクターの知識と技量は当然ながら、精密機器の使用も大きく影響します。マイクロスコープなどを活用することで、治療の手順が効率化され、それに伴い治療にかかる時間や期間を削減することが可能になります。
当院では、人間の力とテクノロジーを融合させ、患者さんの負担を最小限に抑えた精密治療を追求しています。